2015年11月07日
食のフラム塾~こまめ食堂

農村歌舞伎小屋前での楽しい昼食を終えた私たちは
『こまめ食堂』さんの見学をしました。

優しいあかりの店内。
カウンターには、トナリの地区より働きに来ている男性が。
スタッフは、いろいろ変ってきたそうですが、この彼が働きに
来てくれだしたら、今までに来なかったトナリの地区の住民の方が来だして
地元の人を雇うとそういう効果があるんだなとわかったと仰ってました。

奥の厨房には、立花さんのお母様も働いているそう。(この日はお弁当が多かったから、手伝いかな?)

この日はゴハンを頂いたので、今度行く時は、ハンバーガーを食べたいな。
なかなか、地元の方が来てくれなかった、こまめさん。
このハンバーガーをメニューに入れたことで、地元のお客さんが来だしたそうです。
我が山本町と一緒でハンバーガーのお店が無いですものね。
このエピソードにはクスクス。(^^♪
メニューを考えるのに、観光客の方向けと、地元の方向けって
考えなきゃって勉強になりました。
地元の産物を使いたいと考えたメニューも最初は
食材の調達からして、ご苦労されたみたいです。
地元の方に協力を依頼しても、分けてあげないと言われたり、
売ってくださいと言っても、売らないと言われたり・・・。
困った立花さん、地元の老人会の代表の方に相談すると、『心配せんでええ。』と言われたそうです。
そのうちに、地元のお母さんたちが
『野菜、捨てに来たで~~。』と置いていくように。
老人会の代表の方、地元のお母さんたちに
『どうせ、食べんで捨てるんやったら、
いる人のとこで、捨てな。』と声を掛けたそうです。
なんか、この話は満ち満ちてウルっときたなぁ~。
賢い人たちが暮らす場所。(^^♪

昔の建物ならではの、しっかりとした木組み。

窓の外に広がる田園風景と
軒にぶらさがる干し柿にもホッコリ。(^^♪
みんなの質問に応える立花さん、
瀬戸芸のシゴトも、こまめ食堂のシゴトも、
私には無理です、やりたくないと思った昔の話をしてくれましたが
その明るく、優しく、強く、包容力のあるサマに
この方だから、こういうシゴトが舞い込んだんだろうなと納得のいきさつでした。
意志ある人の意志ある話も、おもしろいけど
何かのご縁に逆らわず、挑戦して成長していく話は、とてもとても為になりました。
立花さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました。
このコースを準備してくださった事務局のミナサマもありがとうございました!!!
感謝、感謝。(^^♪
Posted by CB at 12:32│Comments(0)
│瀬戸芸 食のフラム塾
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