2012年10月03日
紙の美と日本のチカラ
【暗いところで光ります。】
ある場所で気になる子に出会いました。
三豊市在住だというのに、仕事で海外に出かけることがあるとおっしゃる。
展示会でアメリカやフランスへと。
『そんな仕事が三豊にあるのかしら?』と想像は広がっておりました。
そして、最近になって、やっと分かりました。
世界に誇れるステキなものを作っている会社の方だったのです。
その製品が上のPAPER GLOBE(紙の地球という意味)
紙とは思えぬ、確かなつくり。でも、これは紙だろう!と思える優しい質感。
【表は英語表記、ウラは日本語表記で、ぬり絵になります。】
【組み立てる前は、きわめて平面な状態です。】
【コチラはキューブタイプ】
【そして、製品以上にオシャレなカタログ】
話しを聞いていくうちに気がつきました。
この製品は日本でデザインされ、日本(三豊市)で製作されている
まさに全て、made in Japan
欧米にデザインを依頼したり、アジアのどこかで安く作ってもらったものではない
正真正銘の日本製。
・・・・・・・
そのことにとてもとても、感動。
アートとはいえ、印刷のずれ、製品の組み立て不良などがあることは
製作者として許せないことだと思うのです。
そして、その精巧さを手にすると、
これは、陳腐なオモチャでもなく、遊び心を満たすアートでもなく、日本を誇れる工芸品だろうと。
そんなことを彼女に話していると、ナンダカ感極まってナミダがでました。
こういう会社が三豊にある素晴らしさと
日本人として得意とする分野を海外に持っていくような仕事をしたおかげで
日本は空っぽになりつつあるのではないかという後悔。
・・・
そして、このステキな商品を誇りを持って、楽しみながら世界に紹介する彼女のような
存在がマルモ印刷さんにいるということに感動したのでした。
・・・
『ちょっと、カシボニ子さん、感動しすぎでしょう!』なんて言わないで、実際の紙の地球儀を感じてみてください。
只今、カシボニにて製品とカタログをあずかっております。
マルモ印刷さんのホームページにて他の商品もご覧ください。
コチラをクリック!
Posted by CB at 17:46│Comments(2)
│トモダチの仕事
この記事へのコメント
決して大げさでは無く、私も商品を実際に見て触れて感動しました。
何か間違っているよね、今の日本・・・。
先日、和菓子講座に興味があって参加したら師匠に付いて来られたアシスタントのお弟子さんは、外国の方だったのでちょっとショックを受けました。
私は、マルモ印刷さんほど財力も認知度も繊細さも無いけど、日本の大切なモノを守り続けたいです!!
何か間違っているよね、今の日本・・・。
先日、和菓子講座に興味があって参加したら師匠に付いて来られたアシスタントのお弟子さんは、外国の方だったのでちょっとショックを受けました。
私は、マルモ印刷さんほど財力も認知度も繊細さも無いけど、日本の大切なモノを守り続けたいです!!
Posted by Marimari at 2012年10月05日 12:45
Marimariさん、今度は和菓子デコ?
これも、文化を守る活動になりますね。
海外向けにも、売りましょう!
これも、文化を守る活動になりますね。
海外向けにも、売りましょう!
Posted by カシボニ子 at 2012年10月06日 09:55